乳がんは欧米で多いがんとされていましたが、現在日本では女性が罹患するがんのトップになっています。年間で約35000人の人が乳がんになっています。乳がんは、ホルモン依存性のがんと言われています。高齢出産、未婚、早期の初潮、遅れた閉経、肥満などの危険因子もその多くはエストロゲンの曝露期間の延長と深く関連をしています。
エストロゲンの分泌期間が長ければ長いほど、乳がんにかかるリスクは高くなります。このことは女性の生活習慣や食生活といったライフスタイルと密接に関連をしています。
乳がんで行われる治療は、手術が基本です。長いこと乳房の切除と、胸の大、小胸筋、脇のリンパ節を切除していく手術が標準の治療とされてきました。
現在では、進行度が一期、二期の場合は、基本的に乳房温存療法の適応になっています。乳房を残せるかどうかは、乳房の大きさとがんの大きさの相対的なバランスによって決定されます。
手術でがんの取り残しがなく、そして美容的にも満足できる状態で乳房が残せると予測できる症状なら、乳房温存療法の適応になります。
二期でも少し大きながん、または、三期の乳がんに対しても、手術前に化学療法などを施して、がんの大きさを小さくしてから、乳房温存療法に持ち込めるケースが増加して、乳房温存療法の適応が広がってきています。
早期発見例増えてきたことで、乳がんの手術の70パーセント、全国の平均でも40パーセント〜50パーセントが乳房温存療法になっているようです。
乳がんの治療法は、日進月歩、進歩しています。早く見つけて、小さく切ることができますが、乳がんは、生活習慣やライフスタイルを見直して改め、予防することが大切です。
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